[棋譜巡り]羽生善治 九段 対 斎藤慎太郎 八段 第70回NHK杯準々決勝第4局
矢倉の将棋の出だしから、あれれという感じで、後手の斎藤慎太郎八段は珍しい陣形を組みました。
ちょっと急戦調ですが、超急戦になりそうな形は☗6八角と守っているので成立しなかった為、このような陣形になったと思われるのですが、局後の感想戦で、この辺りの形は用意の作戦だったといっていました。
確かに、この後手の陣形はバランスが良いかも知れません🤔
弱点の桂頭を攻められてもすぐに銀で守れますし。居玉なのも、左右に金銀を配置しているのでバランスも良い。
しかも後手の角筋が直通しているので、これもなかなかキツそう。