順天堂病院での分娩予約〜分娩までの流れ

※以下の記事の内容は、2022年8月時点での情報です。個人がまとめたものですので、参考程度にしてくださいね。病院への確認は必ずご自身で行うようにしてください。※

この記事では、順天堂病院産科での分娩予約から出産までに行う検査や妊婦健診の流れをまとめました。

目次

分娩予約※8週になったらすぐに予約しよう!

ふんふん

妊娠8週目になったタイミングで分娩予約をしましょう!

順天堂病院は人気なので、心拍確認ができて妊娠8週相当と産婦人科で診断されたタイミングで分娩予約をしてもらう必要があります。8週を過ぎると、予約で一杯になってしまうことがあるそうです…!

順天堂病院産科の分娩予約状況については、以下のリンクから確認できます。

「順天堂大学医学部附属 順天堂医院産科」http://www.j-obstet.com/

基本的に自分で直接の電話予約ではなく、妊娠の診断を受けた産婦人科クリニック経由で予約を取ってもらいます。私はベビーの心拍が確認できたタイミングで医師から、どの病院で産みたいか決めているのかの確認がありました。

ドクター

分娩を希望する病院は決まっていますか?

ふんふん

順天堂を希望しています!

ドクター

では今すぐ電話予約しちゃいますね!順天堂は人気なのですぐに予約が埋まってしまうんですよね…

ふんふん

え!まだ8週なのにもう分娩予約が埋まるの!?早くない!?

この時点でクリニックへの受診が2回目だったため、あらかじめ妊娠が確定したとき(胎嚢が確認できた時)から夫と分娩する病院について話し合っていたのでよかったです。これがのんびり構えていて、初めてのクリニック受診時点で8週目だったらこの場でどこの産院にするかどうか決めることになったのかも…とヒヤッとしました。

ともあれ、医師がその場で電話をかけて予約を確認してくださり、無事に順天堂での分娩予約が完了しました。

順天堂病院から診察券が届いたらすぐにすべきこと

クリニック経由で順天堂病院での分娩予約が完了すると、一週間程度で診察券と20週でのスクリーニング検査予約案内が自宅に届きます。

ふんふん

診察券が届いたら、すぐに20週超音波スクリーニング検査の予約電話をしましょう!

前項でもご紹介した通り、順天堂病院は人気があるためすぐに予約が一杯になってしまいます。ですが、ベビーの成長は待ってくれません。届いたらすぐに、電話で20週超音波スクリーニング検査の予約を取りましょう。

20週に該当する週で、空いている時間帯を案内されますので、都合の良い時間帯で予約を確定させます。一度予約を取ると、後から変更することが困難なのであらかじめ自分とパートナーのスケジュールを確認してから予約を取るとスムーズです。

順天堂病院は大学病院ですので、とても混み合います。予約を取っていても、予約時間に診察が始まらないこともしばしばあります。朝イチの健診予約(8:30~)はほぼ時間通りに診察開始になるので、朝イチでの時間帯をおすすめします。

予約が無事に取れたら、ハイリスク妊婦と診断された方以外は20週まで順天堂病院へは行きません。順天堂病院はセミオープンシステムとなっているため、それまでは地域の連携クリニックで妊婦健診を受けます。次項にてセミオープンシステムについてまとめます。

セミオープンシステムとは

セミオープンシステムとは、妊婦健診は地域の連携クリニックで受け、出産は順天堂病院で行うというシステムです。

ただし、ハイリスク妊婦と診断された方は順天堂病院での健診となるようです。妊娠リスクチェックというもので自分で確認します。

途中の20週で一度順天堂での胎児スクリーニングを受けた後は、33週までは地域のクリニックで健診を行い、34週からまた順天堂での妊婦健診が始まり出産となります。

詳しくは、順天堂病院産科HPで確認してください。http://www.j-obstet.com/semiopen/

「セミオープンノート」というものが順天堂から診察券と一緒に郵送されてきますので、クリニックでの健診の際に母子手帳と一緒に提出します。このノートを使って、順天堂とクリニックで妊娠の経過について共有しているためです。

ふんふん

「セミオープンノート」は自分でちゃんと管理しましょう…私はクリニックで自己申告するのを忘れてスクリーニング検査の際に、順天堂で空欄があるノートを提出してしまい注意されました…

近くのクリニックで健診を受けられるのは、移動時間の短縮にもなりますし、何より順天堂病院より混んでないクリニックが多いので、とても良いシステムだなと思いました。健診の過程で何か問題が発生したらすぐに順天堂病院へ繋げてもらえるので安心感もあります。

セミオープンシステムは、順天堂病院と連携しているクリニックが対象ですので、事前に自分の地域のクリニックを確認しておきましょう!

順天堂病院セミオープン連携施設 http://www.j-obstet.com/shisetsu/

20週の超音波スクリーニング検査

20週を迎えたら、順天堂病院で胎児超音波スクリーニング検査を行います。

この時、一緒に妊婦健診も受けることができますので、クリニックでの健診との間隔を把握しておくと良いです。

スクリーニング検査とは、20週時点で胎児に異常がないかを超音波で詳しく調べるものです。全ての胎児異常がこの検査で発見されるわけではありませんが、高い確率で異常が発見できるそう。早期に異常を発見してもらえるって安心ですよね。

いつもの健診でエコー検査の倍以上の時間をかけて、じっくりとベビーを診てくれました。特に異常が見られず、ひとまずほっとしました。

ふんふん

いつもよりベビーを見ることができて安心!手足の欠損がないかは勿論、指の数も揃っているかまで確認することができて驚きました。

Has

心臓の弁の動きも確認できるし、口唇裂の有無も分かった!今の超音波の精度の高さにびっくり…!

私たち夫婦は、スクリーニング検査の前に「ベビーに異常が見つかった時」の話し合いをしました。異常がないことが一番ですが、もしもの時のための心構えをしておきたくて。夫は歯のお仕事をしているので、「口唇口蓋裂なら、命に別状はないし手術で必ず良くなる」など具体的な症例の話ができたのでよかったと思います。また、自分達でもどんな異常が見つかる可能性があるのかを調べました。

あまり調べ過ぎるのも疲れるので、ほどほどにしておきましたが、やはり心の準備をしておくことって大事だと思いました。

健診後、助産師さんによる助産師外来があります。現在困っていること・不安なことはないか、産後のサポート体制はどうなっているかなど、色々とヒアリングがあります。マイナートラブルの相談や乳房のチェックもありました。

34週での妊婦健診とコロナ対応

ふんふん

ついに34週、妊娠9ヶ月目に入りました!

34週頃に、地域のクリニックから順天堂病院へ戻っての妊婦健診がスタートします。この週の予約は前回の20週スクリーニング検査時に窓口で予約をしておくことになっています。

妊婦健診と麻酔科医による無痛分娩の説明を受けました。

ドクター

無痛分娩の流れや起こりうる麻酔の副作用などについて説明します。
分からないことや不安なことがあればなんでも聞いてくださいね。

無痛分娩の一連の流れ、どのタイミングで麻酔を入れるのか・痛みはどのくらいまで緩和することができるのかなど説明を受けました。書類や無痛分娩についての冊子をいただけるので、自宅に帰ってからじっくりと読み返しました。

そしてこの健診時にショックな情報が…

なんと昨今のコロナの感染状況の悪化に伴い、分娩時の立会いと入院時の面会が一切禁止になったとのこと!

連日の東京都内の新規感染者数が過去最高を記録していましたので、うっすら覚悟はしていましたが…一緒に生活しているパートナーですら一瞬も新生児と対面できないのは辛いですね。

Has

分娩に立ち会って陣痛をサポートする気満々だったのに…!

ふんふん

陣痛を独りで乗り越えなくては…できるかな泣

さらに、コロナに感染もしくは濃厚接触者になった時点で帝王切開による分娩になるそうです…!無症状でも帝王切開になるそうで、病院内の感染を防ぐためには仕方ないとは思いますが、ますます辛さが増してきますね…

次回の健診からは、事前にPCR検査を受ける必要もあり、コロナ禍で産む大変さを身をもって実感しております。。。

コロナ禍でなければ、妊娠初期のつわりから支え続けてくれた夫と陣痛から出産まで一緒にいることができたのに…産まれたての我が子を抱っこさせてあげられたのに…と思うことはたくさんあります。しかし、いくらたらればを考えてもコロナはこの世から消える訳ではありません。

切り替えて、どうやって陣痛と出産を乗り越えるかを今は考えてます!助産師さんたちも全力でサポートしますと仰ってましたので、助産師さんのリードに従い頑張ろうと思います。

36週から週一の健診!のはずが…(2022年8月現在)

前回の衝撃から2週間後、36週臨月を迎えての健診がやってきました。

ふんふん

前回から感染しないようにますます引きこもっての生活でした!初めて受けるPCR検査にドキドキ…

今回は医師の診察はなしで、助産師外来のみでした。

前回の健診で立会い不可・面会不可の対応になったことを聞いていたので、当日にずっとサポートしてくださる助産師さんとの面談なので、ここで不安を解消しておこう!とあらかじめ質問リストをスマホで作成して持参しました。結果、とてもスムーズに疑問や不安を解消することができたので、質問リストの作成はかなりおすすめです!

また、「バースプラン」を提出してそれを元にどんなお産にしたいのか共有します。「バースプラン」とは、お産や育児に関する思いや気持ちを自由に書き出したものです。(産院によって定義や書き方が違うかも)これをもとに、具体的にどんなお産にしたいのか、入院中はどのように過ごしたいのかを助産師さんとお話ししました。

私は希望や不安に思っていることをただ箇条書きにして提出したのですが、助産師さんから「こんなに詳細に書いてくれて助かります!」と言われました。なんでも白紙のまま出される方も少なくないのだとか。書くことで自分の気持ちの整理にもなりますし、書いているうちに疑問点なども出てきますので、簡単でも良いのでバースプランは書くことをオススメします!

最後に、助産師さんから新たなコロナ対応策の情報が…

助産師さん

通常の健診ですと間隔は今回から1週間に1回なんですが、コロナ感染状況悪化のため2週間に1回になりました

なんと、新たにコロナ対策として妊婦健診が2週間に1回のペースになったそうです。私の場合は特に問題が見られなかったということもあるかもしれません。個人によっては対応が異なるかもしれませんので、きちんと確認するようにしましょう。

妊婦健診は2週間毎になりましたが、PCR検査は1週間に1回受けなければならないそうです。PCR検査は朝8時から開始してましたので、混み合う前に行きたい方は朝イチが狙い目です。もし陽性の場合は、当日中に病院から連絡がくるようです。

さて、果たして次回の健診までベビーはお腹に居てくれるのかそれとも…

助産師さん

出産の兆候である「陣痛」や「破水」がきたら24時間いつでも連絡してきてくださいね!もし判断に迷ったり、赤ちゃんの様子がいつもと違うかも?と感じたりした場合も遠慮なく連絡ください!

次回の健診までドキドキですが、兆候を見逃さないように穏やかに過ごしたいと思います!

長くなりましたが、順天堂病院での分娩予約から出産までの流れでした。出産レポはまた出産後に詳細をまとめる予定です!

では、また次で記事で。

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