[歯のホワイトニング] オススメの種類、治療の流れ、値段について

[歯のホワイトニング] オススメの種類、治療の流れ、値段について

今回は歯のホワイトニングについてお話しします。

うむむ君

歯のホワイトニングってどういう事?クリーニングとは違うの?

そもそもホワイトニングについてよく分からないし、歯科医院にも尋ねるのが恥ずかしいって方はいらっしゃるかと思います。

そんな方向けに内容をまとめますので、読んで頂ければホワイトニングの大まかな流れがわかると思います。

内容が分かっていれば相談しやすいですよね!自分の歯が適応かどうかもなんとなく把握できるかと思います。

基本的にはほとんどの歯医者さんでも行われているので気軽に相談出来るかと思いますが、効果の出やすい方、出にくい方がいらっしゃいますので、知識として知っておいた方が良いでしょう。

それでは始めます。

この記事を書いている人

Has

複数の医院で働いている歯科医師。

歯科業界に15年以上関わってきた中で、患者さん本位ではない治療方針や業界の治療内容の分かり難さに疑問を持ち、自分自身で情報を発信していく事を決意しました。

患者さんの為に歯科治療の知識、考え方の幅を増やせるように情報を提供し、

より良い治療を自ら選んで受けられるようにサポートするために記事を書いています。

目次

歯のホワイトニングとは

歯のホワイトニングとは、薬剤の反応を使って科学的に歯を白くする施術の事を指します。

例えば普段からよくお茶やコーヒーを飲んでいる方は歯の表面が着色していきます。そのような場合、表面の汚れを機械的にクリーニングをして落ちる方はホワイトニングは必要ないかも知れません。

クリーニングを行っても落ちきらない内在性の着色や、元々の歯の黄色味が気になる方はホワイトニングを検討された方が良いかと思います。

ホワイトニングの良い所は歯を削ったりせずに色味の改善が出来ることで、被せ物の治療より比較的短時間で改善出来る場合も多いです。

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ホワイトニングの種類

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは歯科医院の中で施術を行う方法で、ほとんどが効果が強く出やすい過酸化水素を用いて専用の光を当てて反応させていきます。

昔は高濃度の過酸化水素を用いていた為、歯茎に薬剤が触れるとすぐに白くなってしまったり、薬剤の反応が強すぎて知覚過敏の症状が出てしまったりと、トラブルもありましたが、最近は薬剤も進化しており、昔ほどの高濃度の過酸化水素でなくても効率の良い光触媒が入ったことでラジカル反応が起こりやすくなり、有機質である歯の着色物を無色透明に分解しホワイトニング効果を発揮出来る様になってきています。

短期間で反応させるので、その後の色の染まりも早い場合があるので注意が必要です。

時間が取れなくて短時間で白くしたい方、自分でホワイトニングを行うのは手間だと感じる方、一気に白くしたい方向けです。

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ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは歯科医院で歯型をとり、後日トレー(専用のマウスピース)をお渡しし、自宅でトレーに薬剤を入れはめてもらい行うホワイトニングで、多くが過酸化尿素を用いています。過酸化尿素は唾液と接触して分解されると過酸化水素と尿素になり、その過酸化水素からのラジカル反応で白くなります。

反応に時間がかかる場合が多いので一回に数時間装着していなけれならないのが欠点です。

日本国内で認可が下りているのは低濃度の安全性が高い物なので、少しずつ、ムラなく白くしていきたい方、知覚過敏などの症状が出るのは怖い方向けかと思います。

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低濃度であれば睡眠中もつける事は可能かもしれませんが、私はオススメ出来ません。

しっかりと意識がある際に歯の感覚を感じながら少しずつ使用する事をオススメします。

人により感じ方が違うので、過敏な方だと急にしみてきたりする場合も考えられるからです。

薬液の味がして嫌な感じがする方は一緒にティッシュを口に含み、唾液を飲み込まないように工夫するのも一つかと思います。

反応が弱い場合、歯科医院によっては濃度の高いホワイトニング液を個人輸入しているような場合もありますので、濃度に関しては歯科医師と相談された方が良いでしょう。

もし、知覚過敏の症状が出てしまった場合はしばらく薬剤の使用を避けて落ち着くのを待ちましょう。

ほとんどの場合は数日で症状が治るかと思います。

心配な場合はしっかりと歯科医の先生に報告をしてくださいね。

オフィスとホームの併用

歯科医院によっては、オフィスとホームのどちらかだけ行う、またはどちらも併用して行うプランを用意している医院もあります。

費用は1番かかりますが、効果がしっかり出やすいと思います。歯の色に少し癖のある方はこのプランが良いでしょう。

オフィスホワイトニングの後戻りのしやすさをホームでカバーしているので白い歯を長期的に維持しやすいです。

ホワイトニングに向かない歯

ホワイトニングを行う上で注意が必要な場合がありますので確認しましょう。

  • 虫歯が大きい歯→先に虫歯治療
  • 歯周病で歯肉が腫れている歯→先に歯周治療
  • 歯軋りなどでエナメル質が薄くなっている歯
  • エナメル質の石灰化不全の歯
  • 被せ物が多い方→被せ物はホワイトニングでは白くならない
  • 妊娠中や授乳中の方→安全性を確認しきれていないので避けた方が無難
  • 歯の神経損傷で内部から変色してしまっている場合
  • 抗生物質などの影響で縞模様が出来ていたり、灰色や茶色に原色している場合
  • 歯がしみやすい方、知覚過敏の症状がある方
  • 無カタラーゼ症の方→過酸化水素を分解出来ない為使用出来ません。

どの程度まで白くなるの?

こればかりは個人差があるので一概には言えませんが、自分自身がどの程度を望んでいるかでも変わるかもしれません。

芸能人のように白い歯になりたい方はホワイトニングではカバーしきれないかもしれないのでその場合はセラミック治療の方が良いかも知れません。

同じホワイトニングの治療を行ったとしても、白くなりやすい方となりにくい方がいます。もちろん回数を重ねれば効果は出てくると思いますが、何回程度必要かどうかはどこまで白くなりたいか、でやはり変わってきてしまうでしょう。

歯の年齢が若い方が歯の組織に浸透しやすい事が考えられるので効果が出やすいです。

また、自分自身では色の変化が分かりにくい事も多いので、歯科医院の方で写真を撮ってもらい記録をとり、比較してみると違いが分かり、モチベーションの維持につながるかと思います。

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歯の治療の順番

例えば、前歯の被せ物や虫歯の治療とホワイトニングが一緒になってしまった場合は、先に被せ物を少し明るめに作ってもらい、後からホワイトニングをする、という事も出来ますし、その逆も出来ます。

この場合、先に被せ物を入れると、自分の歯の方がその色に近くなるまで白くなれば良いのですが、そうならない場合もありますので、時間がきちんと取れる方は、治療を急がずに、先にホワイトニング。その後に詰め物のやりかえや被せ物の色を合わせる、とした方が審美的には綺麗に治せます。

大きな虫歯の場合は、しっかりと仮歯の調整まで終わらせておいて、ホワイトニング後に印象採得と色調合わせを行えるよう歯科医師の先生そ相談しましょう。

ホワイトニングの治療の流れ

オフィスホワイトニングの場合

STEP
歯のクリーニング、資料取り

歯の表面の落とせる着色は先にクリーニングをしてからホワイトニングを行った方が効果が出やすいので先に行います。また、今後の経過が分からないとトラブルの原因になる場合もあるのでしっかりと資料を取り、現状の歯の色を確認します。

STEP
薬剤の塗布

強い薬剤を使用する事が多いのでしっかりと歯肉を保護した上で、歯の表面に薬剤を塗っていきます。

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STEP
光照射を行う

患者さんの目には光が入らないように保護を行いながら歯面に光を照射し、ラジカル反応を促します。

ホワイトニング用の専用の光照射機を用いるとよりムラがなく反応させる事が出来るので効果が期待出来ます。

STEP
薬剤の除去

一度反応した薬剤を綺麗に除去し、再度塗布、照射と数回繰り返します。

最後に具合の確認を行い終了です。

ホームホワイトニングの場合

STEP
歯型を取ってトレーの製作

先に口の中の歯型をとり、マウスピース型のトレーを作ります。

ホワイトニングの薬剤がしっかり入るように歯の表面を少し膨らませてあるので専用のトレーになります。

STEP
歯のクリーニング、資料取り、トレーのお渡し

歯の表面の落とせる着色は先にクリーニングをしてからホワイトニングを行った方が効果が出やすいので先に行います。その後薬液とトレーをお渡しします。

[歯のホワイトニング] オススメの種類、治療の流れ、値段について 薬剤

自宅で使用して頂き2〜4週間後に具合の確認を行います。

薬液は米粒大くらいにトレーに塗布して、はみ出た部分はしっかりと拭い取ります。

[歯のホワイトニング] オススメの種類、治療の流れ、値段について マウスピース

白さを維持する為に

コーヒー coffee

やはり着色しやすいものはしばらく避けるべきでしょう。

カレーやワイン、コーヒーお茶、タバコなどは特に注意が必要です。どうしても取らなくてはいけない場合は取った後で早めに歯の手入れをしましょう。

また、着色を落としやすい歯磨き粉も売っていますのでしっかりと歯磨きを行い清潔な状態を維持して行く事でも後戻りを少なく出来ると思います。

しかし、磨きすぎには注意が必要で、研磨剤の多く入っている歯磨き粉を毎日使用すると、歯茎が痩せてしまったり、歯茎との境目の歯の部分は削れやすいので窪んで知覚過敏になる事もありますので気をつけて下さいね。

基本的には歯科医院の方で定期検診を受け、歯の汚れは落としてもらいましょう。

ホワイトニングの価格

ホワイトニングの場合、用いる材料や光照射の機会、治療をかける時間(ユニット等の予約時間)、治療の段取りや丁寧さによって歯科医院によって価格に差があるかと思います。

取り扱っている薬剤に差がある場合も多いので、審美治療に慣れている歯科医院か、信頼できる先生に相談していただくのが良いかと思います。

一般的には薬剤を渡して使っていただくホームホワイトニングが安く、(1~3万円程度)

ユニットを用いて強めの薬剤をしっかり反応させて行うオフィスホワイトニングの方が費用は高いかと思います。(2~5万円程度)

トラブルにならないようしっかりと相談し、納得できる所で受診しましょう。

まとめ

オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング共に利点と欠点がありますので、ご自身の状況に合わせて選択するのが良いかと思います。

白さにムラが出るのが嫌だったり、しっかりと結果を出したい方はどちらも併用するプランにしましょう。

ホワイトニングは色の後戻りが起こる場合もあるので、また色味が気になってきたら再度行う可能性もあります。

普段から着色しにくいように生活を心がける事で長持ちするホワイトニングを行う事が出来ますので、普段から口の中は清潔にするよう心がけましょうね。

どうしてもホワイトニングでの対応が難しい方は前歯部のセラミックを検討して下さい。

それでは。

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