竜王戦– category –
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藤井聡太二冠の領域展開[無量空処の☗4一銀打] 松尾歩八段との棋譜解説
この対局は横歩取りから先手の藤井二冠が青野流を採用しました。 最近も流行が続き、対策が必須になっている作戦ですが、☖4二銀と玉近くに上がり、玉頭に桂馬が跳ねられても守りに効く用にしてから☖2三金と、金で飛車にプレッシャーをかけるという対策を選択しました。あまり見かけない対策の気がしますが、調べてみると、松尾 歩 八段 vs. 屋敷伸之 九段 第79期順位戦B級1組10回戦 で採用されていた形らしい👀 しかも結果は後手の屋敷九段の勝ち。 つまり指されて見た結果有効な対策だと感じて、自身も採用したという事だろう。 -
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[棋譜巡り]谷川浩司 九段 対 石田直裕 五段 第34期竜王戦4組昇級者決定戦
角換わりから始まったこの将棋。腰掛け銀と成ってから色々と駆け引きがあり、珍しい形から開戦しました。 先手の谷川浩司九段の主張は、玉が囲いに入場していることと、飛車を6筋に振っている事ですかね。しかも金を寄せてからの開戦。良し悪しの判断は難しいですが、☖3八角と打たれても指せるという判断による金寄りなのでしょう。 実際AIの解析でもほとんど差はなかったですし🤔 面白いなあ〜✨ -
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[棋譜巡り]羽生善治 九段 対 永瀬拓矢 王座 第34期竜王戦1組ランキング戦
今回気になったのは羽生九段と永瀬王座との一局です。 まだまだ角換わりでも新しい可能性があるなと感じた将棋でした☺️ 先手は桂馬を跳ねていて速攻が出来そうな状況で永瀬先生は☖4二玉や☖6二金などと桂馬の当たり先を守る手ではなく☖7三銀と攻めの手を見せました。 その手に反応するかのように☗3五歩と突きました。 -
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[将棋めし]第33期竜王戦第2局 羽生善治九段 対 豊島将之竜王 棋譜まとめ
第二局の会場となった万松寺(ばんしょうじ)は織田信長の父の織田信秀が菩提寺として建立した寺院です。残念ながら筆者は訪れたことがないので、名古屋に訪れる際には巡ってみたい場所になりました。 -
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[将棋めし]第33期竜王戦第1局 羽生善治九段 対 豊島将之竜王 棋譜まとめ
羽生善治九段(50)が豊島将之竜王(30)に挑むこの竜王戦七番勝負。 年齢に20歳も差がある上、50歳代の棋士が竜王戦七番勝負に登場するのは初めての事で、羽生九段は今シリーズで竜王を奪取すれば、通算タイトル獲得数が前人未到の100期となる。豊島竜王も未だタイトル防衛を果たしたことがない為、初防衛なるか!?とかなり注目されているタイトル戦になっています。
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